こんにちは。AonAデザイン担当のぐる〜み〜です。
芸術祭といえば、街中を音楽隊と一緒に練り歩くパレードが人気です。
昨年は夏はサンバパレード、秋は仮装パレードで盛り上がりました。
そして、日本の裏側ブラジルでは先日リオのカーニバルが開催されました。
サンバといえばリオのカーニバルです。
沢山の人、派手な衣装、巨大な山車は見た事無い人でも想像がつくでしょう。
パレードは、縦に長く並んで進む訳ですが、実は適当に並んでる訳じゃないんです。
リオのサンバパレードでは並ぶ順番があってそれぞれ役割がある事を知っていましたか?
列の一番最初には「コミッサン・デ・フレンチ」という10〜15人で構成されている寸劇のようなダンスでパレードのテーマを表現して全体の雰囲気を作ります。
そして、フロート車(山車)が続き、「ポルタ・バンデイラ」と「メストリ・サラ 」がチームの旗を持って踊ります。
ちなみにフロート車(山車)は1チームにつき6〜8台ぐらい出るそうです。そのフロート車(山車)に乗って踊っているのダンサーが「デスタッキ」。
「アーラ・ダス・ バイアーナス」と呼ばれるスカートが丸い女性ダンサーが100人ぐらいの列で並んで踊っている集団もあり。
皆さんがイメージしているいわゆるサンバのダンサーは「パシスタ 」と呼ばれ、フロート車には乗らないで踊るソロダンサーの事です。
また「バテリア 」と呼ばれる300人ぐらいの楽器隊が後方から盛り上げます。
そんなリオのカーニバルの1チームの構成を意識しながらパレードを見ると、一段と面白くなりますよ。
芸術祭のパレードはリオのカーニバルよりは若干規模が小さくなりますが、勢いと熱意だけなら負けません。
今年もみんなで一緒にパレードしましょう。
(ぐる〜み〜)